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文化財の維持・保存へ瓦職人が集結!

「屋根の日」の8月8日、県屋根工事業組合連合会が伊賀市長田の常住寺(じょうじゅうじ)で、県有形文化財に指定されている閻魔(えんま)堂の屋根を点検した。文化財の維持保存のため、県内の職人が協力し、ボランティアで実施した。 

 閻魔堂は三百五十年以上前に建てられたとされる。職人たちは、丸瓦と平瓦が組み合わさった本瓦葺の屋根に上り、瓦のずれを直したり、ほうきやブロワーを使って落ち葉や草を掃除したりした。ドローンを飛ばし、上空からの映像で細部の状態も確認した。三時間ほどかけ、四棟の屋根を点検した。

 二〇一六年からこの取り組みを始め、六回目。県教委の紹介を受けて、これまでに朝田寺(松阪市)、子安観音寺(鈴鹿市)などを点検してきた。日本瓦に触れる機会が減少している職人の勉強や、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されている「伝統建築工匠の技」の一つ「本瓦葺」の技術継承の意味も込めて、定期的に実施している。この日は十八人が作業に当たった。

 主催した同連合会青年部の松岡弘起部長(43)は「大きな傷みがなくて良かった。文化財を保護したいとの気持ちで活動している。今後も継続し、瓦の良さを伝えていきたい」と話した。

(中日新聞8月9日記事抜粋)







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